mpeg_play
機能
mpegファイルの表示
起動方法
mpeg_play [-nob] [-nop] [[-display display_name]
[-dither dither_option]
[-loop] [-eachstat] [-no_display] [-shmem_off]
[-l_range num] [-cr_range num ] [-cb_range num]
[-quiet] file_name
機能
MPEG-1形式で圧縮されたアニメーションを再生させるコマンドである。
ソフトウエアだけでデコード、再生させるので、再生スピードはCPUのスピードに依存する。
フルカラー表示できないマシン(子機)ではディザをかけるのでより遅くなる。
このコマンドはビデオ専用なのでaudio(音)の方は再生できない。
MPEGのデータはMachintoshやWindowsでも対応しているソフト、ハードがあれば再生できる。
オプション
- -nob
- Bフレームを無視する。
- -nop
- Pフレームを無視する。
- -dither
- ディザの方式を指定する。
dither_optionとしては次のものがある。
- ordered
- ordered方式
- ordered2
- 高速ordered方式(デフォールト)
- mbordered
- マクロブロック・レベルでのorderedディザ方式。
高速だが画質は低くなる。
- fs4
- Floyd-Steinbergディザ方式。
- fs2
- Floyd-Steinbergディザ方式。
- fs2fast
- 基本的にfs2だが高速である。
- hybrid
- 輝度にordered方式、色成分にfs2が用いられる。
- hybrid2
- hybridと同じだが、エラー伝搬について考慮する。
- 2x2
- 2x2の領域を使ってディザをかける。
表示される画像の大きさは縦横2倍になる。
- gray
- 128階調のグレースケールを使う。
- color
- フルカラー表示。
フルカラー表示のできるシステムでのみ有効。
- none
- 表示を行なわない。(デバッグ用)
- mono
- Floyd-Steinbergディザ方式を使って白黒画像として扱う。
- threshold
- Floyd-simpleディザ方式を使って白黒画像として扱う。
- -loop
- ループ表示。繰り返し表示。
- -quiet
- 各種情報、エラーメッセージを表示しない。
- -eachstat
- 各フレームごとに計測値を表示。
- -l_range
- numディザに用いる輝度成分に割り当てる色数を指定する。
- -cr_range
- numディザに用いる赤成分に割り当てる色数を指定する。
- -cb_range
- numディザに用いる青成分に割り当てる色数を指定する。
- -no_display
- ディザ処理は行なうが表示しない。
参照
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