mv
機能
ファイル名の変更
起動方法
mv [-i] [-f] file1 [file2...] target
説明
指定されたファイルのファイル名file1をtargetに変更する。
名前が変更されるファイルが2つ以上の場合(file1, file2...)は、targetはディレクトリでなくてはならない。
その場合、それらのファイルは、そのディレクトリ ( target ) の中に同じ名前で移動される。
ファイル名の変更先のファイルに、同じ名前のファイルがあった場合は、
そのファイルの古い内容は消えて、元のファイルが上書きされる。
オプション
- -b
- 上書きされるファイルが存在する場合はバックアップファイルを作成する。
バックアップファイルの名前は-Vオプションで指定できる。
- -i
- ファイル名を本当に変更して良いかどうか (y で変更) 確かめる。
- -f
- 変更先のファイルが書き込み禁止になっていても、強制的にファイル名を変更する。
- -V METHOD
- バックアップファイル名の指定。
METHODの部分は以下のいづれか。
- numbered (またはt)
- 番号をつける。
(~(番号)~)
- nil (またはexisting)
- すでに番号のついたバックアップファイルがあれば番号をつける。
なければ番号の無い単純なバックアップファイルを作成する。
- never (またはsimple)
- 単純なバックアップファイルを作成する。
(ファイル名の最期に ~ のついたもの)
使用例
% mv test.c test2.c ← test.c を test2.c にファイル名を変える。
% mv test2.c test3.c kadai2 ← test2.c test3.c をkadai というディレクトリの下に移動する。
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