ppmquant

機能

ppmの色数を指定された数に減少させる

起動方法

    ppmquant [-floyd|-fs] ncolors [ppmfile]
    ppmquant [-floyd|-fs] -map mapfile [ppmfile]

説明

ppmを入力ファイルとして読み込み、画像から最適な色を選んで、 現在の色をマップし出力する。
ppmfileが指定されていなければ入力は標準入力になる。
出力は標準出力になる。
このコマンドは、例えばフルカラーの画像を256色しかでないマシンで 表示する時などに使用する。
アルゴリズムにはHeckbert's "median cut"を使用している。

パラメータの説明

-floyd|-fs
Floyd-Steinberg error diffusion stepを使用する。
デフォールトよりもきれいな出力が得られるが、 20%ほどCPU時間を余分に使う。
-map mapfile
mapfileの中の色を減色された色に指定する。
mapfileの形式はppmfileになっている。
例えばパソコンでよく使われる8色に減色したければ
P3
8 1
255
0   0   0
255   0   0
0 255   0
0   0 255
255 255   0
255   0 255
0 255 255
255 255 255
という内容のppmfileを作ってmapfileとして使用する。

参考文献

     "Color Image Quantization for Frame Buffer Display" by  Paul
     Heckbert, SIGGRAPH '82 Proceedings, page 297.

参照

プログラマー/バージョン

Copyright (C) 1989, 1991 by Jef Poskanzer.

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