HTMLの作り方
HTMLの設計方法
- コンセプトを決定
- 目的
何を見せるサイトなのか。
- ターゲット
誰に見せたいサイトなのか。
- コンテンツ
内容を何にするかを決めてゆく。
- サイト設計
サイトの構造、ナビゲーションの方法、スタイルなどのデザインを決めてゆく。
ページの階層はなるべく少なくする。(2〜3段階が望ましい)
- URL設計
ページを置くディレクトリ(フォルダー)の構造を決める。
- ページ制作
個々のページを制作してゆく。
HTMLの作法
HTMLデータを作成する時はどこでも、誰にでも、軽くて、わかりやすくするのが基本である。
それらをクリアーしてから、いかに美しいデザインにするかを考える。
- 「Netscape?.?以上で御覧ください」などはやめること。
特定のブラウザ・解像度に依存したデザインにしない。
同じように「800x600以上で御覧ください」もやめること。
- 「Sorry, Japanese Only」の表示はやめる。
こんなことを書いているのは日本人だけである。
- 導入ページを作らない。
ユーザーがイライラするだけである。
- 最初のページはなるべく軽くする。
いきなりJavaやFlushなどの重いデータを置かない。
- フレームはなるべく使わない。
ブラウザのサイズを小さくした際に見にくくなる。
ブックマーク・ヒストリーが使いにくい。
個別ページへのリンクも難しくなる。
フレーム未対応のブラウザーで見ることができない。
新しいXHTMLでは標準規格からはずされる。
なるべくスタイルシートでレイアウトする。
- 各ページに統一したナビゲーションをつける。
どのページからでもトップページなどに戻ることができるようにする。
- 読みにくい色を使わない。
背景色と文字に十分な明度のコントラストがないと読みにくい。
色相の違いだけだと読みにくくなることが多い。
特にバックの画像によって貼ると読みにくくなることが多い。
- テーブルを使いすぎない。
特定の大きさ以外のモニタでは大きすぎたり、小さすぎたりして見にくくなる。
データを全部読み込み終らないと表示されないので時間がかかる。
なるべくスタイルシートでレイアウトする。
- 8秒ルール。
1ページあたり8秒で読み込める大きさのデータにする。
56Kモデムで50Kbyteくらい。
- IMGタグにはALTを付ける。
画像を表示しないブラウザーでもわかりやすいページにする。
- 必要もないのにスクロールやブリンクを使わない。
必然性の無いBLINK、MARQUEEやアニメーションGIFは煩わしいだけである。
特にステータスバーやテキストエリアの文字スクロールはダサイのでやめよう。
- DTD(文書型宣言)をつける。
多くのブラウザではDTDが無くても表示できるが、正式なHTMLでは必要である。
またXMLなどでは必須である。
Web制作上の注意
- リンクには許可不要
「無断リンク禁止」「リンクフリー」とかの表示には根拠が無い。
Webページはインターネット上にアップされた時点で世界に対して公開したことになる。
リンク(Aタグによるもの)は単なる参照であり、著作権・プライバシーの侵害にはならない。
(ただし、IMGタグによる画像の引用は別である。)
リンクに許可を求める理由もない。
もちろん礼儀としてリンクの許可を求めるのを妨げるわけではない。
参考
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