爆発の作り方

制作手順

爆発のエフェクトの中で、破片が飛び散る様子をパーティクルによって作成してみます。

1. パーティクル → エミッターの作成 によってエミッタを作成します。
   エミッタタイプ、レート、方向X, Y, Z、スプレッド、スピード、ランダムスピードなどを調整します。
   
   
2. パーティクルを選択し、パーティクル → オブジェクトからの放出 によってエミッターを作成します。
   エミッタのレイト アトリビュートは、10.0 程度にしておきます。
   
3. 最初に作成したエミッタのパーティクルアトリビュートを調整します。
   
4. 2番目に作成したエミッタのパーティクルアトリビュートを調整します。
   
   
5. 2番目に作成したエミッタのレートアトリビュートにキーフレームアニメーション、またはエクスプレッションを設定します。これによって、或る時間が経過したらパーティクルの発生をストップします。
   1フレーム目で30程度、10〜30フレーム目で0になるようにします。
   エクスプレッションの場合は、以下のような式を設定します。

   if(time < 1.0)
   {
   	emitter1.rate = 30;
   }
   else
   {
   	emitter1.rate = 0;
   }
   

6. パーティクルの色は、particleCloudノードで調整します。
   
   
7. 最初に作成したエミッタのパーティクルに フィールド → 重力 によってフィールドを作用させます。
   作成されたgravityFieldの マグニチュード アトリビュートを調整して動きを変えます。
   
8. 2番目に作成したエミッタのパーティクルに、ダイナミックエクスプレッションを設定します。
   アトリビュートエディタの、ダイナミック アトリビュートの追加 にある 一般 ボタンを押して、 アトリビュートの追加 ウインドウを表示します。
   パーティクル タブの radiusPP をクリックし、追加 ボタンを押します。
   
9. 2番目に作成したエミッタのパーティクルのアトリビュートエディタにある、 パーティクル単位（配列）アトリビュート に追加された radiusPP から マウス右クリックで出てくるメニューの 作成エクスプレッション を選び、 エクスプレッションエディタを表示します。
   エクスプレッション に以下の式を入力します。
   radiusPP = rand(0.2, 0.3);
   
   パーティクル を ダイナミクス前のランタイム に変更し、エクスプレッション に以下の式を入力します。
   radiusPP *= 1.03;
   
   
   
10. 2番目に作成したエミッタのパーティクルに、ダイナミックエクスプレッションを追加します。
    アトリビュートエディタの、ダイナミック アトリビュートの追加 にある 不透明度 ボタンを押して、 パーティクルの不透明度 ウインドウを表示します。
    パーティクル単位のアトリビュート にチェックを入れて、アトリビュートの追加 ボタンを押します。
    
11. 2番目に作成したエミッタのパーティクルのアトリビュートエディタにある、 パーティクル単位（配列）アトリビュート に追加された opacityPP から マウス右クリックで出てくるメニューの 作成エクスプレッション を選び、 エクスプレッションエディタを表示します。
    エクスプレッション に以下の式を入力します。
    opacityPP = 1.0;
    パーティクル を ダイナミクス前のランタイム に変更し、以下の式を入力します。
    opacityPP = 1.0 - smoothstep(0.0, finalLifespanPP , age);
    
12. アトリビュートエディタに、particleCloudノードを表示し、透明度 アトリビュートのマップボタンを押します。
    表示された レンダー ノードの作成 ウインドウ で、ユーティリティ タブをクリックし、 パーティクル ユーティリティ にある パーティクルサンプラ をクリックします。
    
    

練習課題

参考

• Maya
  Maya, MEL, Maya関係のコマンドなどのページ。