MEL とは
MEL とは何か
MEL(Maya Embedded Language)とはMayaを操作するためのスクリプト言語である。
MELを使うことによって、ユーザーインターフェースをカスタマイズしたり、
独自にエフェクトを作ったりすることができる。
MELには600以上のコマンドと、75の関数がある。
MEL コマンドの種類
- シーンコマンド
- もっとも良く使われるコマンドで500種類くらいがある。
シーンとその環境を操作するために使われる。
- アドミニストレーションコマンド
- ファイルの入出力やOSへのアクセスに使用される。
- ユーザーインターフェースコマンド
- ボタン、ウインドウ、メニューなどの制御に使う。
- 関数
- 動きや、パーティクルの位置、その他の特別な効果を作るために使われる。
配列、カーブ、数学関数、乱数、色変換などの機能をもつ関数がある。
MELコマンドの実行方法
- スクリプトエディター ( Window -> General Editors -> Scripte Editor )
スクリプトエディターの下のウインドウにコマンドを入力して
Edit -> Excute で実行する。
- コマンドライン
MAYAウインドウの下にあるコマンドラインにコマンドを入力する。
- スクリプトファイル
エディターなどで作ったスクリプトを読み込んで実行する。
- .maファイル
- シェルフアイコン
スクリプトをシェルフアイコンに登録して実行する。
- ホットキー
スクリプトをホットキーに割り当てて実行する。
- Expresssion
アトリビュートが設定・削除されたときや、オブジェクトなどが
作られたり、消されたりした時に実行する。
他の場合と違ってUndoがきかない。
参考
- オンラインドキュメント (英語)
/usr/aw/maya/docs/en_US/html/Commands/CommandsTOC.doc.html
- リファレンス
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