Java アプレットの作り方

アプレットとはNetscape などのブラウザー内で実行される Java の プログラムである。

コンパイル・実行方法

  1. プログラムを作る。( .java )
  2. コンパイルする。( javac )
  3. アプレットを表示する HTML ファイルを作る。( .html )
  4. Netscape などのブラウザーで HTML ファイルを読み込んで実行する。

  1. プログラムを作る。
    vi などのエディタを使用してプログラムを作る。
    import java.awt.*;
    import java.applet.*;
    
    public class HelloWorldApplet extends Applet
    {
    	public void paint( Graphics g )
    	{
    		g.drawString("Hello World", 30, 30);
    	}
    }
    

    このプログラムを HelloWorldApplet.java という名前でファイルに保存する。 (必ずファイル名とクラスの名前は一致している必要がある。)
  2. コンパイルする。
    javac コマンドでコンパイルする。
    # javac HelloWorldApplet.java
    
    エラーが無ければ、HelloWorldApplet.class というファイルができているはずである。
  3. アプレットを表示する HTML ファイルを作る。( .html )
    vi などのエディタを使用して以下の HTML ファイルを作る。
    < TITLE>
    Hello World Applet
    < /TITLE>
    < APPLET CODE = "HelloWorldApplet.class" WIDTH = 100 HEIGHT = 50>
    < /APPLET>
    

    このファイルを test.html という名前で保存する。 ( HTML ファイルの名前は適当で良い。)
  4. Netscape などのブラウザーで HTML ファイルを読み込んで実行する。
    # netscape test.html
    
    するとブラウザー内に以下のように表示される。