コマンドの使用方法
コマンドとは
ここで言うコマンドとはコンソールにキーボードから打ち込んでコンピュータに与える命令のことである。
打ち込まれたコマンドはコンピュータが直接実行するわけではなく、
以下の手順を経て実行される。
- プロンプトがでている時にユーザーがコマンドを打ち込む。
- シェルがコマンドを解釈する。(どのコマンドをどの様に実行するか決める)
- その(シェルによって解釈された)コマンドがオペレーティングシステムによって実行される。
コマンドの形式
UNIXのコマンドは一般に以下のような形式になっている。(#はプロンプトである)
# コマンド名 [コマンド引数] (Enter)
- コマンド名
- コンピュータに何を実行させるかを表す。
実際はコンピュータの中にある実行可能ファイルの名前かシェルの内部コマンドである。
- コマンド引数
- コマンド名の後ろに打ち込む部分である。
(必要が無ければ打ち込まない)
- コマンドに対する必要なファイル名
- 標準とは違う計算・処理や表示を行わせるためのオプション
先頭に - や +がついていることが多い。
- (Enter)
- このキーが押された時点で実際の実行がはじまる。
コマンドの例
コマンドの使用方法の一例としてdateコマンドを使った例を
下にあげてみる。
dateコマンドは、その時点の日時・時間を表示するコマンドだが
標準ではdateだけで使用する。
# date
Mon May 11 22:08:23 JST 1998
しかしこの時間表示の中から今日の日付だけを表示したい時は
コマンドの後ろにオプション(+%d)を付ける。
# date +%d
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参考
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