ファイル
ファイルとは何か
ファイル( FILE )を日本語に訳すと「書類」になるが、
あたかも本やノートに文字や書いたり画像を描いておくように、
コンピュータの中にデータを書き込んで記憶しておくためのものがファイルである。
ワープロの文章も、CGの画像データも全てファイルという形で記憶されている。
コンピュータを使い方を知るということは、ファイルの扱い方を知ることに等しい
と言える程、ファイルの扱いは重要である。
ファイルの特徴
- いくつでも造ることができる。(ただし、ディスクなどの容量の許す限り)
- 必ず名前が付いている。(名前は自由に付けられるが、色々な制限や規則がある)
- 中身を書き換えたり、消したりしない限りファイルの中のデータは
永久にそのままである。
(もちろんコンピュータが壊れない限りだが)
ファイル名の付け方
ファイル名の付け方、および注意点は以下の通り。
- ファイル名はなるべく内容を表す、わかりやすい名前にする。
キー入力を面倒がって、短い名前にすると後で何のファイルか分からなくなりやすい。
- UNIXでは大文字・小文字の区別がある。
- UNIXではもちろん、Windows・Macなどでも日本語の名前はなるべく避ける。
O2などでは日本語のファイル名は使えない。
Windows, Macなどで作った日本語名のファイルをO2などのUNIXシステムに
もってくるとファイル名が表示できなくなることがある。
- 英数字(アルファベット、数字)、いくつかの特殊文字-(ハイフン)、_(アンダースコア)などを使って名前とするのが安全である。
(他のコンピュータにデータを持ってゆく時にファイル名がおかしくならない)
- ファイルの内容によって名前の規則がある。
例えばC言語のプログラムを書いてあるファイルには .c を最後に付ける。
この .c などのようにファイル名の最期の . (ピリオド)以下の部分を(ファイル名の)拡張子という。
- ファイル名の長さもシステムによって違う。
255文字まで使えることが多いが、世の中には11文字しか使えないシステムもある。
実習室のコンピュータでは255文字まで使える。
参考
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