vi の使い方 (サーチ)
文字列のサーチ
vi で、ある特定の文字列( 名前や数字 )を探したい時は、
サーチのコマンドを使用する。
- /文字列/
- 下方向に文字列をサーチ
- ?文字列?
- 上方向に文字列をサーチ
- n
- 同じ文字列を同じ方向にサーチ
- N
- 同じ文字列を反対方向にサーチ
使用例
ある文字列( test )を現在のカーソル位置から下方向に探す。
- まず、/ (スラッシュ) を打ち込むと、カーソルがウインドウの
左下に移動する。
- そこで、探したい文字列を打ち込む。( この場合 test )
- その後、/ (スラッシュ) と Enter を打ち込む。
- すると、最初カーソルがあった位置から下の行を探して、
最初に見つかった文字列( test )までカーソルが移動する。
- もし、次に同じ文字列が探したければ、n を打ち込むと
再びそのカーソルの位置から下の行に向かって、同じ文字列を探す。
- n を繰り返して打つと、最初に探した文字列まで戻ってくる。
- もし、今と反対方向に探したければ、N を打ち込む。
この場合、上方向に探してくれる。
上の例で、/ (スラッシュ) の代わりに ? を使用すると、
探す方向がすべて逆になる。
文字のサーチ
ある行の中にある特定の文字(一文字)を探して、その文字へカーソルを移動させるコマンドである。
- f
- 右方向に文字を探す。
- F
- 左方向に文字を探す。
- ;
- 同じ文字をもう一度探す。
使用例
例えば、以下のような行があったとして、
This is a pen.
今、文字 h の上にカーソルがあったとする。
その時、右にある e のところへカーソルを移動するためには、
fe
と打ち込む。
This is a pen.
同じ文字をもう一度探したければ、; を打てば良いが、
この場合、この行の右にはもう e は無いので、それ以上カーソルは移動しない。
(次の行へは探しにゆかない)
F コマンドで実行すると、上の例とは逆方向に文字を探してゆく。
参考
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