シェルスクリプトとはUNIXのコマンドを組み合わせて作るプログラムのことである。
みんなが普段打ち込んでいる複数のコマンドをファイルに書いておくと、
それらのコマンドを後から一つのコマンドのように何度でも実行できるようになる。
これはいつも同じ、いくつかのコマンドを実行しなければならない時などに便利である。
そして、それだけはなく変数・制御構造なども使えるので更に複雑な処理もできる。
とりあえず簡単なシェルスクリプトを作ってみよう。 まず、viで以下の内容のファイルをtest.shという名前で作る。 (ファイル名は何でも良いが、後ろに.shをつけておくとわかりやすくて良い)
ls
ファイルが書けたら、そのファイルの中に書いたコマンド(この場合はls)を実行する。
そのためには、cshというコマンドの後に今作ったファイルの名前を打ち込む。
(C言語のようにコンパイルする必要が無いことに注意)
以下は実行例である。
# ls a.out test.c < - キーボードから直接打ち込んだlsの結果 # vi test.sh <- test.shを作る # csh test.sh <- test.shを実行する a.out test.c test.sh < - test.shの中のlsの実行結果
もちろん表示されるファイル名は各自で違うものが表示されるかもしれない。
ここでのポイントはcsh test.shと打ち込むとlsと打ったのと
同じ結果になっていることである。
(同じコマンドを実行しているのだから当り前)