プログラム作成上の注意

理想のプログラム

理想のプログラムとは、一目で内容が理解できて変更•機能追加のやりやすいプログラムのことです。
そのようなプログラムを作成するために必要な条件を挙げてみます。

  1. 外部変数は使うな! (-20)
    外部変数を使うとエラーが出やすく、再利用の難しいプログラムになります。
  2. 関数•メソッドの中身は10行以内(最大20行) (10行以上 -5、20行以上 -10、以下10行ごとに-10)
    10行以内ならすぐに内容が理解できます。
  3. 関数•メソッドの引数は2個以内 (-5)
    引数が多いと使いにくい関数になります。
    ただし、自作の関数•メソッドだけです。 既存のライブラリで2つ以上引数のあるものは除きます。
  4. 関数•メソッド内のif, forは2個以内 (-5)
    関数•メソッドの中身がすぐに理解できるようにします。
  5. 変数, if, forはなるべく少なく (if, for ひとつごとに-5)
    プログラムを不要に複雑にしないためです。
  6. elif, elseは使わない (-10)
    同じくプログラムを不要に複雑にしないためです。
  7. if文の条件はなるべく1つ(最大2つ) (-5)
    考えないと理解できないような条件を作ってはいけません。
  8. 2重以上のif文はダメ (-10)
    複雑で理解しにくいプログラムになります。
  9. for文の2重ループもダメ (-10)
    if文と同じ理由です。
  10. 説明できないプログラムを作るな!! (-100)
    自分が理解できないプログラムはエラーを修正することも変更もできません。

各自で作成したプログラムを採点してみて、なるべくマイナスの点数を0点に近づくように作り直してみてください。


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