三角関数 6 (三角関数のグラフ表示)
gnuplot
三角関数などの数式を画面にグラフ表示するには、
gnuplot (ニュープロット)を使用します。
gnuplot は Linux などの UNIX 系の OS で良く使われている、
数式をグラフ表示するためのプログラムです。
Windows 版もありますが、Windows で使用する場合は
Cygwin
をインストールしておけば同時にインストールされるのでそちらをお勧めします。
gnuplot を使うための準備
- エディタ(vi)でホームディレクトリに .gnuplot というファイルを開きます。
% vi ~/.gnuplot
- .gnuplot の中に以下の内容を書き込みます。
sind(x) = sin(3.1415*x/180)
cosd(x) = cos(3.1415*x/180)
- :wq などで vi を終了します。
gnuplot の使用方法
- gnuplot を起動します。
% gnuplot
- すると英語のメッセージの後に gnuplot のプロンプトが現れます。
gnuplot>
- グラフの範囲と、表示したい数式を plot コマンドの後に続けて入力して Enter キーを押します。
横軸の範囲が 0 から 360 までの sind(x) を表示させるには以下のように入力します。
gnuplot> plot [0:360] sind(x)
- sind(x) のグラフが表示されます。
- 表示を終了するときは、グラフのウインドウ上で Ctrl と q を同時に押します。
- quit コマンドで gnuplot を終了します。
gnuplot> quit
gnuplot の使用例
三角関数の応用問題で求めた式を gnuplot で表示してみましょう。
- plot [0:60] 2*cosd(6*x)
- plot [0:120] 0.5*sind(3*x - 90) + 0.5
参考
Prev | Next
Home | Contents
Mail