はじめに

なぜ数学をまなぶのか

みなさんは、CG で絵やアニメーションを作りたいと思って学校に入ったはずなのに、 「どうして数学を勉強する必要があるの?」と思っていませんか。

なぜ数学を学ぶ必要があるのでしょうか。
なぜなら、CG (コンピュータグラフィクス)の制作に数学の知識が直接・間接に役に立つからです。

最近は 2D・3D の CG ソフトの種類が増えて、 個人が CG を製作するのに充分な機能を持っています。 インターフェースも GUI (グラフィクス・ユーザー・インターフェース)によって、 マウスの操作だけでもある程度のものを作ることが可能になりました。
しかし、モデリングやアニメーションなどにおいて、 少しでも高度なことをやろうとするとプログラミングが必要になる場合があります。 (具体的にいうと Maya のエクスプレッションや MEL などです) その時に数学の知識が必要になります。
それ以外にも、CG の原理を理解するときに必要です。 そして、数学の考え方はプログラミングや CG を制作する上でもそのまま活用することができます。

数学の考え方

数学の問題を考える場合には、以下のような考え方が必要です。

コンピュータと数学

そもそも、コンピュータ自体が計算をするために作られた機械ですし、 0 と 1 というデジタルな数字で動作している機械なので数学と相性が良いのです。

CG 数学で学習すること

CG で使われている数学の範囲は非常に広いので、 ここでは Maya の MEL で必要なものに焦点をしぼって解説して行きます。

参考


Next
Home | Contents
Mail