ファイルのモード

ファイルのモードとは

ファイルには、それぞれモードという属性がついている。
このモードによって、そのファイルがユーザーに読み書きと、実行ができるかどうか(パーミッション)が決まる。
ファイルのモードがどうなっているかを知るには、 ls コマンドを使って調べる。

# ls -l
-rw-r--r--   1 ad980101      CGtec       9087 Feb 28 18:51 tmp 

ここで、最初に表示されている -rw-r--r-- がモードの部分である。
この部分の文字には以下のような意味がある。

1文字目
ファイルの種類を表す
-
普通のファイル
d
ディレクトリ
l
シンボリックリンク
b
ブロックスペシャルファイル
(ハードディスク、CDROMなどを表す特別なファイル)
c
キャラクタースペシャルファイル
(端末、テープドライブなどを表す特別なファイル)
p
名前つきパイプ
2 〜 4文字目
ファイルのオーナー(ls -l の出力の3番目)のパーミッション
r
読み込み可能
w
書き込み可能
x
実行可能
-
2文字目が - ならば、読み込み不可
3文字目が - ならば、書き込み不可
4文字目が - ならば、実行不可
5 〜 7文字目
同じグループ(ls -l の出力の4番目)のユーザーのパーミッション
(各文字の意味は上と同じ)
8 〜 10文字目
それ以外のユーザーのパーミッション
(各文字の意味は上と同じ)

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