コマンドの別名定義
alias [alias-name [command]]
コマンドを他の名前で定義して、使用できるようにするコマンドである。
alias alias-name command を実行すると、commandの部分がalias-nameで実行できるようになる。
aliasだけで使用すると、現在定義されているコマンドのリストが表示される。
alias alias-nameでaliasされたコマンド名だけを指定すると、実際に実行されるコマンドが表示される。
コマンドライン上で、aliasを実行してもログアウト(またはそのウインドウを消す)と
aliasの定義が全て消えてしまうのでいつも使用するaliasの定義は
~/.cshrcファイルの書いておくと良い。
このaliasはCシェルの内部コマンドである。
なお、一時的にaliasの効果を消して、コマンドを実行したい時は aliasされたコマンドの頭に \ (バックスラッシュ)をつけて実行する。
# alias rm rm -i <- みんなの.cshrcに書いてある # alias cc 'cc \!* -lm' <- \!*の部分に引数が入る # cc test.c <- 実際はcc test.c -lm が実行される # \cc test.c <- バックスラッシュをつけるとcc test.c が実行される