アトリビュート

アトリビュートとは

MAYAに存在するほとんどのオブジェクト(ノード)にはアトリビュートがついている。
このアトリビュートの値を設定・変更することによってモデリング・アニメーション・レンダリングなどを実行できる。
各アトリビュートには長い名前と短い名前がついている。
どちらでアクセスしても良い。
例えば、球(nurbsSphere)などのトランスフォーム・ノードのX方向の移動値には
nurbsSphere1.translateX (長い名前)
nurbsSphere1.tx (短い名前)
がある。

アトリビュートを扱うためのコマンド

アトリビュートの例

球を螺旋上に並べるMELスクリプト。

  1. 以下のMELスクリプトをspiralObjects1.melという名前で作る。
    global proc spiralObjects1(float $rad, int $num)
    {
    	for($r = 0.0, $i = 0, $y = 0.0; $i < $num; $r += 30, $i ++, $y += 0.5)
    	{
    		$name = `sphere`;
    		setAttr ($name[0] + ".tx") $rad;
    		rotate -ws -p 0 0 0  0 $r 0;
    		setAttr ($name[0] + ".ty") $y;
    	}
    }
    
  2. MAYAを立ち上げる。
  3. 一番上のメニューバーから Window -> General Editors -> Script Editor によって Script Editor を表示する。
  4. Script Editorの File -> Source Script によってspiralObjects1.melを読み込む。
  5. コマンドラインからspiralObjects1(5, 30);と打ち込んで実行する。
  6. 螺旋状に球が30個並ぶ。
    [spiralObjects(5, 30)]

練習

まとめ

参考


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