VRML ( マテリアル )

マテリアル とは

物体の色や属性を設定するには、Materialノード を使用する。

マテリアルの種類

マテリアルを定義するには以下のノードを使用する。

Material
マテリアルノード
アトリビュートは以下の通り。
diffuseColor red green blue
拡散反射光の設定 (値は 0.0 ~ 1.0 )
ambientColor red green blue
環境光の設定 (値は 0.0 ~ 1.0 )
specularColor red green blue
ハイライト光の設定 (値は 0.0 ~ 1.0 )
emissiveColor red green blue
光の設定 (値は 0.0 ~ 1.0 )
shininess value
ハイライト係数の設定 (値は 0.0 ~ 1.0 )
transparency value
透明係数の設定 (値は 0.0 ~ 1.0 )

Separatorノード

複数のノードをグループ化するにはSeparatorノードを使用する。 Separatorノードによってノードを階層構造にすることができる。

球にMaterialノードによって色などのマテリアルをつけてみよう。

  1. 以下のデータを適当なエディタで作る。
    #VRML V1.0 ascii
    Separator
    {
    	Material
    	{
    		ambientColor 0.7 0.7 0.7
    		specularColor 1 0 0
    		diffuseColor 1 0 0
    		shininess 0.7
    	}
    	Sphere
    	{
    		radius 10
    	}
    }
    
    これを material.wrl というファイル名でセーブする。
  2. VRML のビューワで表示する。
    例えば Netscape を使うのなら、
    # netscape material.wrl
    

    (IRIX6.3で実行)

参考


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