vi の使い方 (4)

カーソルの移動

カーソルの移動方法には、たくさんの種類があるが、ここでその中から、 とりあえず、これぐらいは知っておいた方が良いと思われるコマンドを紹介する。

一画面分、進む。( Ctrl-f )

コントロールキー( Ctrl ) と f のキーを同時に押すことによって、 ウインドウ一つ分、先(下)に進むことができる。

一画面分、戻る。( Ctrl-b )

コントロールキー( Ctrl ) と b のキーを同時に押すことによって、 ウインドウ一つ分、上に進むことができる。
Ctrl-f と反対方向に移動する。

任意の行へ移動する。( :行番号、 行番号G )

コロン( : ) を押してから、いきたい行の行数を打ち込み、最後に Enter を打つことによって、 その行へ移動できる。
もうひとつの方法として、行数を打ち込んでGを打つことによっても移動することができる。 ただし、この方法は行数を打ち込んでも、その数字が画面に表示されないので 初心者には分かりにくいかもしれない。 また、行数を打たないでGだけを打ち込むとそのファイルの最後の行へ移動できる。

一単語分、右へ移動。( w )

w によって、単語一つ分右へ移動する。
単語というのは、英語でいうところの単語( Space, Tab, Enter, 英数時以外の文字 で区切られたもの )である。

一単語分、左へ移動。( b )

w によって、単語一つ分左へ移動する。
上の w と反対方向に移動する。

行の先頭へ移動。( 0 )

0 を打つと、カーソルのある行の先頭の文字へ移動する。

行末へ移動。( $ )

$ を打つと、カーソルのある行の最後の文字へ移動する。

参考


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