シェルの変数(特別な変数)

特別なシェル変数

シェルスクリプトの中で実行時の引数を取ってくる時には $argv という特別な変数(配列)を使用する。
この変数は配列なので引数の個数は $#argv で知ることができる。

特別なシェル変数の例

# cat test.sh    <- test.shという名前で以下のスクリプトを作る
@ x = $argv[1] + $argv[2]
echo $x
# csh test.sh    <- 引数をつけないで実行
argv: Subscript out of range.    <- エラー表示
# csh test.sh 3 5    <- 2つの引数をつけて実行
8    <- 3 + 5 の計算結果

練習課題

• 上のtest.shを、引数の数が正しくない時にはエラーのメッセージを出力してなにもしないで終了するように書き換えてみよう。

  # csh test.sh    <- 引数無しで実行すると
  Usage : test.sh number1 number2    <- 使用方法を簡単に説明したメッセージを出力する
  # csh test.sh 2    <- 引数が一つしか内ときも
  Usage : test.sh number1 number2    <- 同じように使用方法を簡単に説明したメッセージを出力する
  

まとめ

• シェルスクリプトを実行した時の引数は$argvという配列に入る。

参考

• Cシェルの変数
• Cシェル
• Cシェルの参考書