pnmpaste

機能

pnmファイルをpnmファイルに張り付ける

起動方法

     pnmpaste [-replace|-or|-and |-xor] frompnmfile x y [intopnmfile]

説明

入力(frompnmfile)としてppm,pgm,pbmファイルを読み込んで、intopnmfileの 左上からx,yの位置に張り付ける。intopnmfileが指定されていない場合は intopnmfileは標準入力から読み込まれる。
出力は標準出力になる。
x + frompnmfileの横方向の解像度
y + frompnmfileの縦方向の解像度
がintopnmfileの横、縦の解像度より大きいとエラーになる。
x,yがマイナスの値の時もエラーになる。
このコマンドは大きな画像ファイルがあった時、その一部だけを取り出して 取り出した部分を修正し、またもとに戻したりする時に使用できる。
このコマンド以外にpbmpasteというコマンドがある。 pbmpasteがpnmpasteと違うのはpbmファイルのみに使用できるのと、 論理演算ができることである。

パラメータ

-replace
frompnmfileの色をintopnmfileの色で置き換える。(デフォールト)
-or
frompnmfileとintopnmfileの論理和をとってそこの色にする。
(両方のファイルがpbmfileの時のみ有効)
-and
frompnmfileとintopnmfileの論理積をとってそこの色にする。
(両方のファイルがpbmfileの時のみ有効)
-xor
frompnmfileとintopnmfileの排他的論理和をとってそこの色にする。
(両方のファイルがpbmfileの時のみ有効)

参照

プログラマー/バージョン

Copyright (C) 1989, 1991 by Jef Poskanzer.

Home | Contents
abe@injapan.net