ポリゴン Mesh のしくみ

インスタンスを使用しないインスタンスコピー

duplicate を使用して、以下のようにベースオブジェクトの変形がターゲットオブジェクトに影響を与えて、 ターゲットオブジェクトの影響はベースオブジェクトに影響を与えないようにしてみましょう。

  1. ポリゴンのオブジェクトを duplicate します。
    (Instance でコピーしないでください)
    Base がオリジナル、Target1, Target2 が duplicate されたオブジェクトです。
  2. Hypergraph を表示し、pSphereShape1 から pSphereShape2 まで MMB でドラッグし、 表示されたメニューから Other... を選びます。
  3. 表示された Connection Editor で pSphereShape1 の Out Mesh と pSphereShape2 の In Mesh をコネクトします。
  4. pSphereShape1 から pSphereShape3 も同様に Out Mesh と In Mesh をコネクトします。
  5. Base を変形すると、Target1, Target2 も変形します。
  6. Target1 を変形しても、Base も Target2 も変形しません。
  7. 同様に、Target2 を変形しても、Base も Target1 も変形しません。

ベースオブジェクトによってターゲットが変形する Blend Shape

Blend Shape において、ベースオブジェクトを変形すると、 ターゲットオブジェクトが同じように変形するようにしてみましょう。

  1. ポリゴンのオブジェクトを duplicate します。
    Base (pSphere1) がオリジナル、Target1 (pSphere2), Target2 (pSphere3) が duplicate されたオブジェクトです。
  2. Blend Shape を作成します。

  3. Hypergraph を表示し、tweak1 から pSphereShape2 へ MMB でドラッグし、 表示されたメニューから、Other... を選び、 Connection Editor によって、Output Geometry[0] (tweak1) と In Mesh (pSphereShape2) コネクトします。 tweak1 と pSphereShape3 へも同様にコネクトします。

  4. ベースオブジェクト(Base) を変形すると、ターゲットオブジェクト(Target1, Target2) が変形します。

Mesh の内部構造

ポリゴン Mesh は、頂点やエッジの情報を inMesh アトリビュートで受け取り、 pnts アトリビュートで表される相対的な動きを加えた数値を outMesh として出力するようになっています。
コンポーネントモードで頂点などを移動した数値が pnts に保存されます。
以下の図で、CVs が pnts アトリビュートの数値です。

inMesh で受け取る情報は、上で行ったように後から変更することができます。

参考



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