WWW

WWWとは

WWW( World Wide Web )とはHTTP( HyperText Transfer Protocol )というプロトコルによってデータを送信するシステムのことである。
ハイパーテキストと呼ばれるリンクされた情報をたどってゆくことによって情報検索をしてゆくシステムである。
一般にWWWというときはWWWサーバーとWWWクライアント(ブラウザー)から成り立つシステムのことを指す。

ブラウザー

WWWによってホームページを見る時には、ブラウザーと呼ばれるソフトを使用する。
現在、代表的なブラウザーとしては以下のものがある。

Netscape Navigator
少し前まではシェアNo.1のブラウザー。
インターネットが普及する立役者となった。
現在でもWindows以外のOSでは良く使われる。
Internet Explorer
WindowsではシェアNo.1のブラウザー。

上記のブラウザーでは、メール、ftp、telnet、newsなども利用でき、 プラグインやJava、VRML、JavaScript、VBscriptなどの言語によって様々な拡張できる様になっている。
また、これ以外にも様々なブラウザーがある。

Mosaic
Netscapeが現れる以前は最も使われていたブラウザー。
インターネットが普及するきっかけとなった。
Opera
他より軽くて早いブラウザーといわれている。
様々なOS(MacOS, Linux, BeOS, OS2)に移植中。
Mozilla
Netscapeをオープンソースにしたもの。
実用的になるまであと少し。
Lynx
キャラクターベース(文字のみ)のブラウザー。
画像の表示やJavaなどは使えないが、非常に動作が軽い。
w3m
HTMLの表示もできるファイルビューワー。(文字のみ)
Lynxと違ってテーブルやフレームの表示もできるので最近良く使われる。

WWWサーバー

ブラウザーなどからHTTPプロトコルによって送られてきた要求に応じてデータを送るのがWWWサーバーである。
現在、代表的なWWWサーバーは以下のものがある。

Apache
インターネット上で最も良く使われているWWWサーバー。
もともとUNIX用だがWindows版もある。
CERN httpd
apacheが普及する前は最も使われていた。
NCSA httpd
WWWサーバーとしては初期のもの。

サーチエンジンとは

インターネット上には膨大な情報がある。
その中から欲しい情報を見つけるためにサーチエンジンと呼ばれる サービスを利用する。
サーチエンジンには、集めたホームページの全文からキーワードを入力して検索するものと(全文検索型)、ディレクトリーサービスというホームページを分野別に分類しているものがある。
現在、世界中に多くのサーチエンジンがあり、それぞれ特徴があって使い方も異なっている。
サーチエンジンによる検索方法に習熟していると非常に便利なので2〜3つくらいのサーチエンジンの使用方法になれておくと良いだろう。

主なサーチエンジン

ディレクトリーサービス

全文検索型

これ以外にも多数のサーチエンジンがある。

データベースへの登録

サーチエンジンのデータベースへ登録するには次の方法が使われている。

自動収集
Robot と呼ばれるソフトによって自動的に各ホームページから 定期的にデータを集める方法。( Alta Vista など )
手動登録
ユーザーがサーチエンジンに自らの手によって登録する方法。( Yahoo など )

検索の方法

ここでは全文検索型のサーチエンジンで情報を探す方法について解説する。
まず、ホームページのどの部分から検索するかを決める。

全文から検索するとヒット数が多くなってかえってわかりにくくなるかも知れない。
また、各サーチエンジンはこれらの項目すべてに対応しているわけではない。
探す項目を決めたら、キーワードを入力する。
キーワードは大抵のサーチエンジンで複数入力できる。

などの組合せを使用して複雑な条件で検索することもできる。
具体的な方法はそれぞれのサーチエンジンで違う。

Altavista のキーワード入力例

ここでは、一例としてAltavistaのキーワード入力の方法についてまとめてみよう。

参考


Prev | Next
index | home
abe@injapan.net