パス2

コマンド引数にパスを使う

前回も述べたようにパスはコマンドの引数でファイル・ディレクトリを表す場合にいつでも使用できる。
引数でパスを使う方法を覚えておくと、他のディレクトリへ移動しなくても他のディレクトリの中身(ファイル・ディレクトリ)を操作できる。

パスを表すために使用する記号を念のため、もう一度ならべておく。

. (ピリオド一つ)
カレントディレクトリ
.. (ピリオド二つ)
一つ上のディレクトリ
/ (スラッシュ)
ディレクトリを区切る記号
~(チルダ)
ホームディレクトリ

使用例

# pwd
/CG/CG99/ad990000
# cd kadai1/kadai1-1
# pwd
/CG/CG99/ad990000/kadai1/kadai1-1
# ls
data1-1
# ls ../kadai-2
data1-2
# ls ../../kadai2
kadai1/ kadai2/
# ls ~/kadai2
kadai1/ kadai2/
# date > ~/kadai2/data2
# cat ~/kadai2/data2
 Sun Oct 31 15:58:00 JST 1999 
# vi ~/kadai2/data2
# cp ~/kadai2/data2 .
# ls
data1-1 data2
# pwd
/CG/CG99/ad990000/kadai1/kadai1-1
#

参考

• 「たのしいUNIX」p.63 〜 p.68