パスとはあるディレクトリから別のディレクトリへの道筋のことである。
UNIXのディレクトリはすべてツリー状につながっているので、あるディレクトリから別のディレクトリに移動するには、つながっている道(パス)を通って行くことになる。。
ほとんどのUNIXのコマンドの場合、パス名を使って別のディレクトリにあるファイル・ディレクトリを表現できる。
パスを表す時は、特別な表現方法として、以下の記号を使う。
他のディレクトリにあるファイル・ディレクトリを表す時、 またはディレクトリ間を移動する時には相対パスか絶対パスという方法を使う。
カレントディレクトリからたどっていったパスを相対パスという。
# pwd /CG/CG99/ad990000 # cd kadai1/kadai1-1 # pwd /CG/CG99/ad990000/kadai1/kadai1-1 # cd ../../kadai2/kadai2-2 # pwd /CG/CG99/ad990000/kadai2/kadai2-2 #
ルートディレクトリからたどったパスを絶対パスという。 カレントディレクトリの絶対パスを知るにはpwdコマンドを使う。
# pwd /CG/CG99/ad990000 #
この時、他のディレクトリに移動するには以下のような2つの方法がある。
# cd .. # pwd /CG/CG99 #
# cd /CG/CG99 # pwd /CG/CG99 #
ホームディレクトリへの移動は以下の方法でも実行できる。