シェルスクリプトの応用2

レンダリング・シェルスクリプト

以前に説明したMAYAのデータファイルをレンダリングするシェルスクリプトをさらに実用的なものに作り直してみよう。

Renderコマンドでレンダリングする場合、環境変数$MAYA_PROJECTに設定されているプロジェクトの なかにあるデータファイルがレンダリングされる。 (MAYAのデータファイルは通常~/maya/projects/$MAYA_PROJECT/scenesディレクトリにセーブしてある。)
下のスクリプト(render.sh)でtest.maとdefaultはそれぞれ自分が作ったデータファイル名とプロジェクト名に置き換えて実行してみること。 ただし、アニメーションのデータはレンダリングに時間がかかるので静止画のデータにすること。 (レンダリングされた画像ファイルはプロジェクトの下のimagesディレクトリに作られる)

set f = test.ma
setenv MAYA_PROJECT default
set dir = ~/maya/projects/$MAYA_PROJECT/scenes
if(-f $dir/$f) then
	Render $f
else
	echo $f not found
endif

実行方法は以下の通り。

# csh render.sh
ここにレンダリングのログが表示される

実際に他の授業などのデータをレンダリングする場合は、以下のように実行するとログアウトしてもレンダリングを続行できるので便利である。 (dataの中にレンダリングのログが書き込まれる)

# csh render.sh >& data &

練習課題

まとめ

参考


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