awk の使い方 7
パターンの書き方
パターンの部分には、
- 変数($1,$2,.., 組み込み変数、プログラムで定義済みの変数)
- 文字列の正規表現 ( /.../ )
- 関係演算子 ( ==, !=, <, >, =<, =>, ~, !~ )
- BEGIN、END
などが使用できる。
例
- $1 == 3
- 1番目のデータが 3 であるような行。
- /test/
- 文字列 test が含まれている行。
- $2 ~ /test/
- 2番目のデータに文字列 test が含まれている行。
- $1 !~ /test/
- 1番目のデータに文字列 test が含まれていない行。
また、&&, ||などによって、パターンを組み合わせて使用することもできる。
例
- $1 == 1 && $2 > 3
- 1番目のデータが 1 に等しく、2番目のデータが 3 より大きい行。
- $1 ~ /test/ || $2 ~ /kadai/
- 1番目のデータに文字列 test が含まれているか、または、2番目のデータに文字列 kadai が含まれている行。
,(カンマ)を使用すると、あるパターンの行から、別のパターンが出てくる行まで、という指定もできる。
例
- /hazimari/,/owari/
- 文字列 hazimari が含まれる行から、文字列 owari が含まれる行まで。
参考
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