コマンドの一部に他のコマンドを埋め込んでバッククォート(`)で囲っておくと、
その部分のコマンドが実行された結果が、その部分に置き換えられて
残りのコマンドが実行される。
この機能は、コマンドの標準出力を他のコマンドの一部として再利用したい時に
用いられる。
# whoami <- 自分のログイン名を表示 ad970000 # set prompt = `whoami` <- set prompt = ad970000 と同じ ad970000 date <- プロンプトがad970000に変わる Mon Jan 30 20:22:57 JST 1995 ad970000
上の例で、prompt というシェルの変数は、プロンプトを定義している特別な変数である。
# grep -l scanf *.c <- scanfが含まれているファイル名を表示 test1.c kadai2.c # vi `grep -l scanf *.c` <- vi test1.c kadai2.c と同じ( vi `!!` と実行しても良い )