ls
ls コマンドについて
MELコマンドの中で、現在どんなオブジェクトがあるか、
存在するオブジェクトの名前を調べるために使用されるのが
lsコマンドである。
(UNIXのシェルで実行するlsコマンドと同じ名前で似たような機能があるが、もちろんこの2つは違うものである)
lsコマンドの結果はコマンドラインから実行した場合はコマンドラインの右にある表示領域、Script Editorから実行した場合はScript Editorの上のウインドウに表示される。
ls コマンドの実行例
- lsだけで実行すると全てのオブジェクト名が表示される。
- ls -slと実行すると選択されているオブジェクト名が表示される。
- ls "nurbsSphere*"と実行すると名前の前半がnurbsSphereとなっているオブジェクト名が表示される。
練習
- MAYAを立ち上げた直後にlsを実行して何が表示されるか見てみよう。
- いくつかオブジェクト(sphereなど)を作って、そのオブジェクトが
どういう名前で作られたかlsコマンドで確かめよう。
(デフォールトの名前が付けられる。)
- オブジェクト(sphereなど)を名前付で作ってみよう。
たとえばsphere -n mysphere1と実行すると、
mysphere1という名前で球が作られる。
(その他のオブジェクトも-nを付けると好きな名前が付けられる。
ちゃんとその名前で作られたかどうかlsで確かめよう。
まとめ
- lsコマンドによってオブジェクト名を表示する。
- 名前をつけないでオブジェクトを作るとオブジェクト名はデフォールトの名前になる。
- オブジェクトには好きな名前を付けられる。
参考
- オンラインドキュメント (英語)
/usr/aw/maya/docs/en_US/html/Commands/CommandsTOC.doc.html
- リファレンス
- ls
Prev | Next
Home | Contents
abe@injapan.net