ファイルの操作方法

ファイルを扱うためのコマンド

以下のコマンドはファイルを扱うためのコマンドとして最も必要な基本的なものである。

ls
ファイル名のリストを得るために使う。
ls -lでファイルに関する詳しい情報を表示できる。
cp
ファイルをコピーするために使う。
cp (コピー元のファイル名) (コピー先のファイル名)
という形で使う。
mv
ファイル名を変えるために使う。
mv (変更前のファイル名) (変更後のファイル名)
という形で使う。
rm
ファイルを消すために使う。
rm (消去するファイル名)
という形で使う。

コマンド使用例

上のls、cp、mv、rmなどのコマンドの使用例を以下にあげてみる。

# date > tmp1    <- ファイルtmp1をリダイレクションで作る
# ls
tmp1 
# cp tmp1 tmp2    <- tmp1をtmp2という名前のファイルにコピーする
# ls
tmp1 tmp2 
# cat tmp1
Mon May 11 22:08:23 JST 1998    <- tmp1の中身と
# cat tmp2
Mon May 11 22:08:23 JST 1998    <- tmp2の中身は同じである
# mv tmp2 tmp3    <- tmp2をtmp2という名前に変更する
# ls
tmp1 tmp3 
# rm tmp1    <- tmp1を消去する
rm: remove `tmp1'?y    <- yの後Enterを入力するとtmp1が消える
# ls
tmp3     <- tmp3だけが残っている
# 

注意

cp、mvなどのコマンドを使う時はコピー先・新しい名前のファイル名と 同じファイル名のファイルがすでにあった場合、 そのファイルの古い内容は消えてしまうので注意が必要である。
またrmで消したファイルも絶対に復活できないと思っておくこと。

参考


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